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賀詞交歓会に各界170人勢ぞろい~橋本商工会館

和歌山県橋本市の橋本商工会議所主催の「新春賀詞交歓会」が1月7日、同市市脇の橋本商工会館8階大ホールで、政界、経済界、行政、教育、社会福祉など各界から約170人が参加して盛大に開かれた。
年頭の挨拶に立った畑野富雄・同商工会議所会頭は橋本の商工・農林の発展を願うとともに「国道371号は、大阪府河内長野市から、紀見トンネルを経て、和歌山県串本町を結ぶルート。南海、東南海地震が起きた場合、この道は重要な幹線ルートとなる。さらに大阪府側の早期完成を積極的に働きかけたい」と誓った。
木下善之市長は「紀見トンネル内の落石問題は、その点検・修復のために、片側通行や通行止めにして行うのはどうかと思う。安心安全を考え、対策を十分練ってほしい。また、当地方には600数十もの溜池があり、うち30もの大きな溜池がある。大地震による崩壊が起きないよう、国の大型予算の中に組み入れてもらいたい」と語った。
また、和歌山県伊都振興局の潰瀧順一局長は「紀見トンネルの内部は、昨日から点検・補修していて、10日(木)か11日(金)頃までかかると思う」と報告。そのうえで、仁坂・和歌山県知事の「平成27年(2015)の和歌山国体を成功させたい。南海トラフ大地震に備え、質の高い医療地域、産業強化を図りたい」というメッセージを代読した。衆議院議員の阪口直人議員(日本維新の会)も「府県間道路・国道371号の早期完成に尽力したい」と強調した。
この後、賀詞交歓会は、立食形式で行われ、国会議員秘書や地元選出の県議、近隣の町長、社会福祉協議会長ら、そうそうたる面々が出席。それぞれ名刺交換したり、ビールをついだりして、不景気風を吹き飛ばした。最後に平野耕造・同商工会議所副会頭の閉会挨拶でしめくくった。
写真(上)は賀詞交歓会で乾杯する出席者=左から畑野会頭、木下市長、右端は門三佐博県議。写真(中)は年頭の挨拶をする橋本商工会議所の畑野会頭(手前)と平野、堀畑副会頭(後列)ら。写真(下)は木下市長の挨拶を聞く賀詞交歓会の出席者たち。


更新日:2013年1月7日 月曜日 23:21

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