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歌、生花、空手…橋本「まなびの日」生き生き
「すこやか橋本 まなびの日~みがけ!五感 みがこう!五感」(同実行委員会主催)が11月25日、和歌山県橋本市北馬場の県立橋本体育館で開かれた。約30ブースで「たべる」「におう」「さわる」「みる」「きく」の各展示、実演、体験コーナーが設けられ、家族連れや若いカップルらが、健やかに生きるための〝何か〟を五感で感じ取っていた。
橋本市子ども会連絡会、橋本市、橋本市教委の共催で、メインアリーナでは、紀見保育園、紀見幼稚園の園児計55人が、元気よく「HAPPY SONG(ハッピーソング)」を合唱してオープニング。梅本利樹・委員長が「今年は4回目の開催で年々、内容も充実しています。今回も大いに盛り上げましょう」と挨拶。木下善之市長は「子供も高齢者も、一緒に学ぶことは意義深い。行政、学校、地域が連携して、健やかな橋本に…」と希望を述べた。
会場では、折り紙で美しい立体を作る「おもしろ算数・数学教室」(橋本市岡潔数学WAVE)、壊れたおもちゃを無料で治す「おもちゃ治療」(はしもとおもちゃ病院)、松ぼっくりをビーズなどで飾る「松ぼっくりのクリスマスツリー」(あっとホームひだまり)などがあり、明るい雰囲気でいっぱい。
「オアシスに生花をいけて…」(橋本市華道部会)というコーナーでは、大勢の子供や女性たちが集まり、葉ボタンやカーネーションなどて、オリジナルな作品づくりに挑戦。担当の加隈徳甫さんは「皆さん、きょうの作品は、クリスマスや正月の飾りにしていただけると思います」とにっこり。
サブアリーナでは、和太鼓のバチさばき(西部学童ぽけっと)、空手道の基本技、形、組手披露(伊都空手道教室)、トーンチャイムの演奏(キャンディーポット)などが、次々と発表され、人々の心を打っていた。
体育館・玄関前付近では、ぜんざいや焼き芋、豚汁などの模擬店が並び、寒さのゆるんだ冬日差しの中、食べ歩きを楽しんでいた。
写真(上)は、オープニングで「ハッピー ソング」を合唱する紀見保育園、紀見幼稚園の園児たち。写真(中)は、生花を楽しむ女性たち。写真(下)は来場者でにぎわう冬日和の模擬店。