ニュース & 話題

〝五つ子の毬栗〟お披露目…お年寄りに感激の秋

和歌山県橋本市隅田町の栗山にある特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」(堀畑光久理事長)で、9月26日、デイサービス利用者の「栗むき体験」行事が始まり、ボランティアで元橋本市議の森安欣吾さんが、栗の実が5つも入った珍しい〝五つ子の毬栗(いがぐり)〟を披露。お年寄りらは「なんと見事な」と、大喜びだった。
同施設の場所は、栗山(約5ヘクタール)で、全山、山栗に覆われ、平成8年(1996)、同施設を開設した際にも、約20本の丹波栗の木を植樹。今では甘い山栗とともに、大きな丹波栗も、沢山実っている。
「栗むき体験」初日のこの日、森安さんが丹波栗を収穫中、ふつう毬栗は1~3個入りなのに、5個入の大きな毬栗を発見。さっそく他の毬栗とともに、デイサービス利用者に見てもらったところ、「まあ、こんなに…」「おいしそうね」などと大喜び。
お年寄りらは、職員の介助を得ながら、火バサミなとどを使い、懐かしそうに栗の実を取り出した。それぞれ3~4個を土産に持ち帰る一方、施設の入所者には〝栗ご飯〟にして食卓を飾る。「栗むき体験」は1週続けられ、デイサービス利用者約60人が体験することになる。
森安さんは「今年は栗が豊作で味もいい。ほんとうは栗拾いをしてほしいのですが、やはりご高齢の方々には危険ですので、私が栗拾いをしています。下草刈りなど栗山の手入れは大変ですが、こうして利用者に秋を感じていただけると、やりがいがあります」と話した。
写真(上)はデイサービス利用者に〝お披露目〟された5個入りの毬栗。写真(中)は秋の味覚・丹波栗を見て大喜びの利用者。写真(下)は丹波栗を収穫する森安さん。


更新日:2012年9月26日 水曜日 15:11

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事