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♪石童丸物語♪熱演…学文路公民館30周年記念

和歌山県橋本市の「はしもとしふるさとオペラ」(澤村テル代表)は、平安時代の父子哀話を伝える「創作オペラ石童丸ものがたり」を9月2日、その舞台となった橋本市学文路の学文路地区公民館で〝同公民館30周年記念事業〟として公演、大勢の観客を楽しませた。22日には〝本舞台〟の同県高野町高野山の高野山大学で公演、澤村代表は「団員一同、心を込めて演じます」と張り切っている。
この日は、同実行委員会が主催し、はしもとしふるさとオペラが共催、橋本市や学文路地区区長会などが後援。会場は市民約150人で満席になり、全員、静かに見入った。
〝石童丸物語〟は、筑紫の国(福岡県)の領主が、苅萱道心と称して高野山で修行。道心が出家後、生まれた一子・石童丸が父に会いたさに、母・千里とともに、高野山をめざす。しかし、女人禁制のため、母を山麓の宿に残し、不動坂を登り、道心に出会うが、修行中の道心は父と名乗れない。石童丸が落胆して宿に戻ると、母は心労のために急逝。石童丸は道心の弟子となり、仏道修行するが、生涯、父子の名乗りをすることはなかったというストーリー。
石童丸に中西善子さん、千里御前には山本弥生さん、おてるに澤村代表、わらべには地元の子どもたち11人が扮して出演した。
高野山大学での公演は約1時間半に及ぶが、今回はそのハイライト版で、地元の旅館〝玉屋〟を中心とした約40分の物語に短縮した。それでも、中西さんや山本さんらが、鮮やかな平安衣装を身にまとい、魂をゆさぶるようにセリフを歌い上げると、会場から大きな拍手が起きていた。
〝はしもとしふるさとオペラ〟は平成8年(1996)に設立。橋本・伊都地域を中心に50人のメンバーが、地元や和歌山市、大阪府河内長野市などで公演を続けてきた。澤村代表は「何度公演を重ねても、舞台を前にすると緊張します。高野山大学での公演も頑張りますので、見に来て下さいね」と、にっこりと話した。
22日の高野山大学での公演の問い合わせについては、高野山大学事務局(☎0736・56・2076)へ。
写真(上)は熱演する石童丸(中西さん=右)と千里御前(山本さん)。写真(中)は、おてるを演じる澤村代表。写真(下)は、わらべに特別出演した学文路の子どもたち。

更新日:2012年9月3日 月曜日 01:22

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