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梅雨豪雨、橋本市が警戒態勢…菖蒲谷で山崩れ

激しい梅雨豪雨により、大雨洪水警報、土砂災害警戒情報が出された和歌山県橋本市は6月22日午前1時過ぎ、警戒2号態勢をとったが、一時上昇した橋本川の水位が低下したため、午前4時5分、警戒態勢(森川嘉久総務部長ら7人)に戻した。引き続き市内の河川、山間地の状況情報を収集するなど、警戒に当たっている。
また、橋本市によると、同日未明、同市菖蒲谷232の民家の裏山斜面が高さ5メートル、幅7メートルにわたって崩れたが、人命・財産についての被害はなかった。
同地方には、21日午前4時過ぎ、大雨洪水強風雷注意報が出されことから、市内を流れる紀ノ川、玉川(紀伊丹生川)などの水量、山間地の状態などの情報を収集。午後6時には、洪水や山崩れの危険性はないと判断したが、22日午前0時42分、洪水警報が出たため警戒態勢、さらに22日午前1時15分、土砂災害警戒情報が出たため、警戒2号態勢(30人)に切りかえていた。
21日夕刻、紀ノ川の南海高野線鉄橋周辺は、前日に比べ水量がかなり増加し、橋本市犬戻の玉川でも、激流となったが、いずれも洪水の危険性はなかった。国城山の山腹から見た橋本の市街地は、大梅雨に煙っていた。
写真(上)は増水した紀ノ川の南海高野線鉄橋周辺。写真(中)は激流となった玉川峡。写真(下)は国城山の山腹から見た橋本市の市街地=いずれも6月21日夕刻


更新日:2012年6月22日 金曜日 04:37

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