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橋本市21日深夜〝警戒態勢〟…大雨洪水警報

激しい梅雨前線の活動により、和歌山県橋本地方に6月21日午後11時5分、大雨警報が出たため、同市は直ちに警戒態勢(森川嘉久総務部長ら7人)をとった。22日午前0時40分過ぎには、洪水警報も出たため、市内の山間地、河川の状況情報を収集するなど、警戒に当たっている。
同地方には、21日午前4時過ぎ、大雨洪水強風雷注意報が出されことから、市内を流れる紀ノ川、玉川(紀伊丹生川)などの水量、山間地の状態などの情報を収集。午後6時には、洪水や山崩れの危険性はないと判断。「警戒態勢」はとらず、緊急情報があれば、即時、警戒態勢に入り、対応することにしていた。
同日夕刻、紀ノ川の南海高野線鉄橋周辺は、前日に比べ水量がかなり増加したが、洪水の危険性はなく、橋本市犬戻の玉川でも、激流となったものの、玉川漁業協同組合の上西進組合長は「この程度の水量なら、大丈夫でしょう」と語っていた。
国城山の山腹から橋本の市街地を見ると、伊都振興局も市役所も橋本警察署も梅雨に煙り、紀ノ川のうねりは、濁流になっていた。
写真(上)は増水した紀ノ川の南海高野線鉄橋周辺。写真(中)は激流となった玉川峡。写真(下)は国城山の山腹から見た橋本市の市街地=いずれも6月21日夕刻


更新日:2012年6月22日 金曜日 00:09

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