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〝ホッケー世界大会〟監督兼選手に浅井さん74

JGMA(日本グランドマスターズホッケー協会)に所属する和歌山県橋本市城山台の浅井徹さん(74)が、今夏、イギリスで開かれる「第6回WGMA ワールドカップ ロンドン大会」に日本代表チーム(70歳以上)の監督兼選手として出場することが決まった。浅井さんは高校・大学、社会人時代、ホッケー選手として活躍した後、約40年間のブランクがあるが、今は連日、猛練習を重ね、世界大会での上位入賞を目指している。
同大会は、8月14日~24日、GM(60歳以上)、GGM(65歳以上)、SGM(70歳以上)の3クラスにイングランド、スコットランド、ドイツなど7~11か国が参加して、イングランドで開催。
競技は11人制で、控え選手を含め1チーム18人が出場。11日間に予選リーグ、順位決定戦を6ゲーム戦う厳しいスケジュールになる。
日本選手団は、下村尚・団長ら役員を含め3チーム約50人で編成。浅井さんは身長164センチ、体重65キロで、選手としては最高齢ということになる。
浅井さんは、大阪府立夕陽丘高校・ホッケー部で、神奈川、兵庫の国体に出場して上位入賞。関西大学・ホッケー部では関西リーグ優勝。いずれも主将を務めている。富士車輌の社員時代は、大阪ホッケー協会に所属し、「大阪ホッケークラブ」メンバーとして岡山、山口の両国体に出場し活躍した。
やがて社内で「重責」を担い、仕事中心の生活となり、平成20年(2008)に同社役員で退職。この間、関西大学ホッケー部OB会長を約10年間務めたが、選手としては約40年間、第一線を離れていた。ただ、体力を維持するために、ジョギングやマラソン、ゴルフなどを継続続。平成20年(2008)には「第4回香港大会」に、約40年ぶりに出場したが、練習不足から欧州勢に圧倒され、悔し涙を飲んだ。
その後は、これをバネに再度奮起して、自宅近くの城山台中央公園グラウンドで〝一人練習〟を開始。ホッケーのルールを想定し、競技の休憩時間までの「17分30秒間」をみっちり走る、猛ダッシュの練習をする、縄跳びをする、スティックを使ってボールのヒット、ドリブルを繰り返す。「ロンドン大会」に向けては、毎月2回(日曜日)、大阪・舞洲のグラウンドにメンバーが集まり、チーム作りに奮闘している。
浅井さんは、富士車輌を退職後、城山台連合自治会長として地域に貢献。平成17年(2008)には、NPO法人「紀見サポートクラブ」を創設し、着地型観光の推進や、小学生の登下校〝見守り隊〟などを実践。関西大学校友会橋本市部長も務め、郷土づくりに働いている。
今夏、監督兼選手として世界の強豪と戦う浅井さんは「欧州人は筋骨隆々、手足も長く、攻守の範囲が、われわれより、はるかに広い。まともに戦えば不利なので、小柄なればこその小技を磨き、機敏な動きで、上位入賞を果たしたい」と抱負を述べた。
また「ホッケーをニュースポーツとして、新たなルールを設け、高齢者の体力保持や、子どもたちの心身づくりに生かせないものかとも考えています」と語った。
写真(上)はバックネットにボールを打ち込み〝一人練習〟をする浅井さん。写真(中)は城山台中央公園を走る浅井さん。写真(下)は浅井さんの激しい縄跳びでの体力づくり。

更新日:2012年6月12日 火曜日 10:31

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