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「御衣黄桜」と演芸楽しく♪16日・城山台中央公園

名物「御衣黄桜(ぎょいこうさくら)」を愛(め)でる第8回「みどりのさくらまつり」が、4月16日(土)、1本の御衣黄桜のある和歌山県橋本市城山台2丁目の城山台中央公園で開かれる。主催する同市紀見地区公民館の藤田ひとみ館長は「珍しい御衣黄桜とともに、大道芸人のパフォーマンスや、子供たちの歌声、模擬店めぐりを楽しんでください」と、来園を呼び掛けている。少雨決行だが、強雨の時は同公民館に会場を移す。観覧は無料。
「御衣黄桜」とは、平安貴族の衣装の「萌黄色(もえぎいろ)」に近いため、そう名付けられた。同公園ができた約40年前、造園業者が植樹。今は高さや枝張りが約8メートルに成長。今のところ御衣黄桜も周囲の八重桜、牡丹桜も「蕾(つぼみ)ふくらむ」程度だが、この好天次第で、「みどりのさくらまつり」当日は満開になりそう。
同公民館の計画によると、当日正午~午後3時、橋本市のマスコットキャラクター「はしぼう」が登場して、御衣黄周辺で開催。演芸は人気の大道芸人「うーちゃん」がジャグリングやバルーンアートなどを披露。認定こども園「輝きの森学園」(元・城山台幼稚園と元・バンビーノ保育園)の子供たちが、先生の電子ピアノ伴奏で歌を合唱。音楽市民グループ「メロディーマニス」の皆さんがインドネシアなどの民族楽器を演奏。ミニ列車(乗車無料)も出る。
模擬店は「安全な食を考える消費者の会」がたこ焼き、たこせん、「同公民館運営委員南部ブロック」有志がフランクフルト、「城山みどり会」が焼きそばを販売。他に同市杉尾の農家が大師黒(黒米)と小豆を使ったおはぎを販売するなど、おいしい食べ物でいっぱいになる。
同公民館では、来園者にプログラム(番号付き)を配布。まつりの後、その番号で抽選会を開き、当選者にお菓子などのプレゼントがある。
藤田館長は「御衣黄桜は、咲いた時は緑色ですが、時と共に色淡くなり、黄緑色からやがて中心部が赤らむ神秘的な桜で、花言葉は〝永遠優美〟です。ぜひ、ご覧ください」と話している。
駐車場は城山小学校。問い合わせは橋本市紀見地区公民館(電話=0736・37・2302)。
写真(上)は「みどりのさくらまつり」で大道芸を楽しむ子供たち=2014年撮影。写真(中) は「御衣黄桜」=「えーやん橋本フォトコンテスト2016」最優秀賞の井祥憲(さわい・よしのり)さんの作品(カレンダー掲載)より。写真(下)はダンスを披露する「きいちゃん」と「はしぼう」=2014年撮影。


更新日:2016年4月7日 木曜日 00:00

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