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玉川峡(紀州)でアユ解禁…太公望、竿の放列
関西の渓流釣りの本場、和歌山県橋本市、高野町、九度山町の3市町を流れる玉川峡(紀伊丹生川)で、6月3日(日)、アユ釣りが解禁され、県内や大阪方面から大勢の太公望でにぎわった。
この日は、朝のうち小雨がぱらついたものの、午後は晴れ上がり、絶好の釣り日和。太公望は岩場から長い竿をのばし、神妙な面持ちで友アユを流していた。
玉川漁業協同組合の話では、午前10時現在、多い人で20匹前後の、まずまずの釣果だったが、体長は14~20センチと小ぶり。これは4月の雨不足がたたり、アユの餌になるコケが枯れたためらしい。同組合では「今後の天候次第で、大型が期待できる」と言っている。
入漁料は年券8400円、日券3150円。網入解禁(犬戻より下流域)は8月26日(日)で、入漁料は2500円より。入漁料はいずれも消費税(5パーセント)込み。
友アユは次の所で置いている▽塩之瀬キャンプ場(0736・54・3540)▽葵茶屋(0736・54・2152)▽小林久純さん(0736・32・8168)。
南海高野線「橋本駅」から車で約30分、同「高野下駅」から徒歩約30分。問い合わせは玉川漁協組(0736・54・4640)。
写真(3枚)はいずれもアユ解禁の玉川峡で友釣りを楽しむ太公望たち。
更新日:2012年6月3日 日曜日 15:38