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真田幸村…語る会&茶話会~講談師と歴史家トーク
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町九度山の〝真田庵・本堂〟で、4月15日(日)、「真田幸村と十勇士を物語る会」が開かれる。これは同町の「町家の人形めぐり」(4月1日~5月5日)関連イベントで、九度山住民クラブの阪井賢三代表は「幸村の人物像や武勇伝を楽しんで下さい」と参加を呼びかけている。
「真田幸村と十勇士を物語る会」は、同クラブと九度山町まちなか語り部の会が、幸村ら戦国時代の九度山の歴史を知ってもらおうと企画した。
当日は、午後3時から同5時半ごろまでの予定で、先ず講談師の旭堂南左衛門さんが、真田幸村と十勇士の上方講談を披露。大阪城天守閣・研究主幹の北川央さんが、史実に基づいて真田幸村と十勇士の講演をし、武将たちの生きざまを語る。
この後、北川さんと旭堂さんによる、2人のトークショーが行われ、〝茶話会〟では、真田幸村・十勇士について、参加者から、北川さんや旭堂さんに質問するなど、和やかなひとときを過ごす。
阪井代表は「北川、旭堂両先生との茶話会で、戦国武将たちが、今も生き続けているような、ファンタジックな空間が広がれば…」と話している。
参加費は1人2000円(当日)で、定員は50人。申し込みは、用紙に「物語る会に参加する」と書き、参加者の住所、氏名、電話番号を明記のうえ、九度山町九度山1669の阪井賢三代表(FAX=0736・54・3073)へ送信。問い合わせは、九度山町まちなか語り部の会事務局(町役場内)(電話0736・54・2019)へ。
また、この催しに先立ち、旭堂さんによる「第7回真田寄席~真田幸村特選講談~」(九度山住民クラブ企画)が、3月30日(金)午後7時から、九度山町役場の隣の九度山ふるさとセンター5階で開かれる。
当日、「まちおこし基金」1口1000円を払うと、入場券1枚が手渡される。問い合わせは阪井代表へ。
写真(上)(中)は真田庵で昨年、記念撮影した〝手作甲冑 九度山 真田隊〟の面々。写真(下)は旭堂南左衛門さん(講談会チラシより)。