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アユ釣り、カニ取り、鯉飼育…土居さん趣味多彩

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敗れた小網の繕いをする土居さん(自宅で)
    敗れた小網の繕いをする土居さん(自宅で)
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敗れた小網の繕いをする土居さん(自宅で)
    山野草や鬼瓦に囲まれた水草で気持ちよさそうに泳ぐ錦鯉
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土居さんが甕で飼育しているメダカ(スカイブルーホタル)
    土居さんが甕で飼育しているメダカ(スカイブルーホタル)

アユ釣り、カニ取り、錦鯉(にしきごい)飼育、鬼瓦集め、山野草作り…と、実に〝趣味多彩〟な人物が、和歌山県橋本市東家4丁目にいる。土居雅三さん(70)で、「目が覚めたら紀ノ川へ行き、家に戻れば錦鯉にエサ、山野草に水やり…。いろいろ趣味があるので退屈しない」と、楽しそうに笑う。
土居さんは16歳の時から、左官業(大阪府河内長野市)の親方のもとで修業。24歳で郷土・橋本に戻り、64歳まで左官一筋に生きてきた。この地方では、かなり知られた〝左官の名人〟である。
橋本は日本1のへらぶな釣りの和竿の産地。26歳の時、住み込み従業員2人、通い3人を雇い、その〝厚生施設〟として、農業用ため池を借り、足場を作って、へらぶなを飼い、休日には弟子たちとともに、ヘラブナ釣りをして、心の交流。橋本の子供たちにも、へらぶな釣りを体験してもらった。
10数年後には、借りていた池が、防火用水に変わることになり、池を返還した。従って自宅には、名人へら竿師の銘が入った〝へら竿〟が10本ほどもあり、武家屋敷の槍(やり)のように、鞘袋(さやぶくろ)に入れて、壁に何本ものへら竿が飾られている。
趣味が増えたのはその頃からで、今も続いているのはアユ、アマゴ、ジャコ釣り、モズクガニ取りで、紀ノ川でアユの友釣りや、〝カニもどり〟によるモズクカニ漁、玉川(紀伊丹生川)や天川(奈良県)などで、アマゴ、ジャコ釣りをする。
とれた獲物は、自宅で料理して、友人知人を招いたり、みんなに配って歩いたりする。「今年は台風12号、15号の影響で、紀ノ川の濁りが、なかなか澄まない。アユ、アマゴ釣り、カニ漁も、さっぱりです」と言い、破れたアユ漁用の小網(こざか)の繕いに精を出している。
あとは錦鯉(にしきごい)の飼育、山野草、鬼瓦の収集。自宅庭の水槽で約10匹の錦鯉を飼い、水槽の脇には収集した約20個の大きく見事な鬼互で飾り、その上には、数えられないほどの、セッコクやウチョウランなど、山野草の鉢を置いたり、ぶら下げたりしている。
「例えば、一匹の鯉の頭をなでてやると、ぼくも私も…というふうに、他の鯉も集まってきて、ねだります。鬼瓦は左官をしていたころ、仕事先の家々の好意で、頂載したものです。山野草は見ていて飽きないし、蘭作りの仲間との交流も楽しいです」と話す。
さらに、面白いのは、メダカの飼育。自宅脇に甕(かめ)を7つ、火鉢を4つ置いて、水を満杯にし、水草を入れ、スカイブルーホタルやホワイト、アカなど5種類のメダカを飼っている。すべての甕の上部に穴をあけ、それぞれに棒を突っ込み、あふれた水が次々と棒を伝って、すべての甕に水が行き渡るように工夫している。
土居さんは「メダカは、欲しいという友人知人にあけました。橋本では約20軒で、うちのメダカの子孫が、飼われています」とにっこり。「今年は川釣りもカニ漁もさっぱりですが、それでも、毎日、網の繕いの〝あそび〟があるし、鯉もメダカもいるので、退屈はしません。日日是好日が何よりです」と、楽しそうに語った。


更新日:2011年10月18日 火曜日 15:10

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