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被災地へ日本画や書…46人が応援メッセージ

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心のこもった日本画や書などの作品を整理する「水茎会」「紀北文人会」のメンバーら
    心のこもった日本画や書などの作品を整理する「水茎会」「紀北文人会」のメンバーら
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心のこもった日本画や書などの作品を整理する「水茎会」「紀北文人会」のメンバーら
    被災地に向け精魂込めて描かれた作品の数々

自分たちで出来ることで東日本大震災の被災者を支援しようと、和歌山県橋本市の女性書道グループ「水茎会」(後藤加寿恵会長)は、8月21日、橋本・伊都地方を中心に画家や書家45人から集めた〝メッセージ〟入り絵画や書など86点を整理した。今月末、橋本ユネスコ協会を通じて、宮城県・気仙沼市の仮設住宅・入居者に届ける。後藤会長は「すべての作品に、心がこもっているので、その誠意が届くものと信じています」と話した。
「水茎会」は27人で構成。大震災から間もない4月、「私たちに出来る事は、絵画や書作品を差し上げること」と決意。5月に同市教育文化会館で開かれた「紀北文人展」で、。日本画と書の作家たちに作品(色紙、メッセージ入り)提供を呼びかけたという。
この日、「水茎会」と「紀北文人会」の4人が、橋本市役所前の後藤ビル3階で、到着した作品を整理、集計したところ、どの作品にも被災者を気遣い、激励するメッセージが書かれていた。
例えば、見事に描かれた「水仙」の絵の裏には「雪中花。津波に家がさらわれ、この辺りが庭であったろう…という証に、水仙の花が咲いているーというニュースを見て、涙がでました。寒中に凛として咲く水仙の花をお届けします。一日も早く復興されますことを、懸命に祈りながら、描かせていただきました。どんなに厳しい冬でも、必ず春が訪れます。どうか頑張ってください。祈ります」(橋本市高野口町の女性)。
また、筆で色紙に「にじむ街の灯を ふたり見ていた 桟橋に止めた車にもたれて 泣いたらあかん 泣いたらせつなくなるだけ 三陸の海は悲しい色やね さよならをみんな ここら捨てに来るから 上田正樹の悲しい色やねより」(橋本市光陽台の女性)。
 その裏には、かなりの長文で、「津波や原発事故の想像を絶する体験の後、5か月間も不便な生活に耐えてこられたことに、深く感銘致します」と挨拶。自分も2000年に夫(享年48)が病気で急死し、悲しくて、何を見ても、涙があふれたこと、夫の友人や家族、親戚に支えられてきたことを述べ、「泣きたくても、泣けない時は、どうぞ心の中で、この歌を、うたってくださればと思います」と進言。「大阪の海」は「三陸の海」に変えましたとしている。
 後藤会長は「日本画も書も、色紙にかくのは非常に難しいのに、皆さん、精魂込めて色紙に向われたことがわかります。ありがとうございました」と感謝していた。


更新日:2011年8月21日 日曜日 22:16

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