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東日本の復興を祈願、丹生都比売神社で献茶式

和歌山県かつらぎ町文化協会(防野宗和会長)は、4月10日、同町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社で、同協会40周年記念「お茶会」を開いた。朱塗りの神殿前・楼門で行われた「献茶式」では、山本恵章町長や氏子役員ら関係者約50人が参列。丹生晃市宮司が、東日本大震災・被災者の復興祈願と、同協会40周年慶事の祝詞(のりと)をあげた後、裏千家の松本厚甫(あつほ)さんが粛々と献茶のお点前。全員、神殿に向かい拍手を打って拝んだ。
この後、神社の和室の間の「本席」では裏千家、境内の「野点」では表千家の人たちがお点前を披露。一般参加者ら約250人が、お茶、お菓子の味と、静かな会話を楽しんだ。この日は朝から、うららかに晴れ上がり、客席から「皆さまの精進の賜物で、いいお天気に恵まれまして」と、歯切れのいい挨拶があり、松本さんは「ありがとうございます」と丁寧にお辞儀していた。境内の2本の桜の枝には、町内の俳人、歌人が呼んだ、「咲きみつる 桜の中に 朱の鳥居」(とき)や、「父の顔 知らで成長なせし孫 今日 婚の日の輝きの中」(三代)など、幾つもの短冊が春風に揺れていた。
会場には義援金箱が置かれ、その協力金は、お茶券の売上金とともに全額、日本赤十字社を通じて、被災地に届けられる。坊野会長は「皆さんともども、萎縮することなく、前向きに行けたらと、願っています」と話した。

更新日:2011年4月10日 日曜日 22:28

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