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ほら見て!栗の初物~「今年も秋」高齢者喜ぶ

和歌山県橋本市隅田町の特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」の栗林で、くりくりした栗が実り、ボランティアで栗山を手入れしている元・橋本市議の森安欣吾(もりやす・きんご)さんが、9月2日、栗の初収穫をした。近く、デイサービス利用者らに「毬栗(いがぐり)の皮むき体験」をしてもらうという。

同施設の栗山は約5ヘクタール。平成8年(1996)、同施設を開設した際、約20本の丹波栗の木を植栽。今では山全体が、地生えの山栗、丹波栗に覆われる。

今年は日照不足で、栗の実はやや小ぶりだが、中身はくりくりとして上々の出来。この日、森安さんは軍手をはめ、火ばさみを使って収穫し、デイサービス利用者らに「初もんやで」と言って見せると、高齢者らは「なんとみごとな」「つやつやして、うまそうやな」と、訪れた「秋」に大喜び。

恒例の「栗むき体験」は、近く、森安さんらの介助で実施。火バサミで、毬(いが)の中から栗の実を取り出す。その栗の実は、利用者の土産にするか、〝栗ご飯〟にして味わってもらったりする。
森安さんは「秋と言えば栗。栗と言えば秋です。皆さん、栗の思い出が多いので、栗をゆっくり楽しんでもらいます」と、目を細めていた。
写真(上)は今秋の初物、栗の実を披露する森安さん=ひかり苑・天佳苑で。写真(中)はやや小ぶりだが沢山出来ている毬栗。写真(下)は見事なイガグリが出来た施設の栗林。


更新日:2014年9月3日 水曜日 00:08

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