ニュース & 話題

高野の花たち(246)花言葉は「丈夫」イナカギク

イナカギク(田舎菊)はキク科シオン属の多年草で、別名ヤマシロギク(山白菊)と呼ばれています。関東地方には分布せず、東海地方以西から四国、九州に分布し、山地の林縁などに野生の趣を漂わせています。
高さは50-100センチ、葉は長さ6-12センチ、幅1・5-3センチの長楕円状被針形で、下部から3分の1あたりで急に細まり、やや茎を抱きます。
また、両面に白い短毛が密生します。頭花は9-11月頃、白色した径2センチ内外で散房状につけます。
シロヨメナに似ていますが、舌状花がやや太く、総苞は釣鐘形などの特徴があります。シロヨメナの葉は茎を抱きません。
イナカギクは高野山の光の滝近くで見られ、山の秋を感じさせてくれます。この花言葉は「丈夫」です。(T記)


更新日:2020年11月6日 金曜日 22:10

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事