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災害!緊急物資の搬送訓練~かつらぎ署と協定企業

大規模地震の発生で家屋が倒壊した際、行き場を失った人々の居住スペースを確保しようと、和歌山県警・かつらぎ警察署と、かつらぎ町内でアウトドアショップ「Orange」を運営する株式会社ミモナなどは10月9日、同町の中飯降公園グラウンドで、ドローン(遠隔操縦無人機)や物資搬入、テント設営の訓練を行った。
昨年10月5日、かつらぎ警察署=出納延計(すいどう・のぶかず)署長=と株式会社ミモナ=池田道夫(いけだ・みちお)社長=は「被災等における物資の供給等に関する協定」を締結した。
この協定は、かつらぎ警察署員が、災害時にテントなどのアウトドアグッズが生活支援・人命救助に役立つと発想し、池田社長がその思いに応えて実現した。
警察署と一般企業との間で、被災時に物資供給する協定は県内初で、災害時にはアウトドアショップ「Orange」在庫品が、被災地(同町)に運ばれることになっている。
この日の訓練は、かつらぎ警察署員や、かつらぎ町職員、株式会社ミモナの従業員ら計約30人が参加。「自然災害でグラウンドに避難住民がいる」との通報で、警察官が現場に急行。ドーローンで被害状況を調べた後、住民の生活支援・人命救助には、居住スペースが必要と判断。
連絡を受けたアウトドアショップの従業員2人が、避難住民のところへテント、ターフ、ランプ、机やテーブルなどのアウトドア用品を届け、警察官や町役場職員らの協力で、テント3張、ターフ1張を約30分で設営。万が一に備えた訓練を繰り広げた。
池田社長は「近年のアウトドアブームで、大勢の方々がテントなどのアウトドア用品を持っておられます。テントやターフ、寝袋などは、防災グッズとしても役立つので、活用していただきたい」と話した。
訓練の後、出納署長は「災害時の人命を守るには、皆さんの地域力が一番重要です。今後も、皆さんの協力を頂きながら、防災対策に努めたい」と誓って締めくくった。
写真(上、下)はかつらぎ警察署と株式会社ミモナの災害緊急物資搬送訓練。写真(中)はかつらぎ警察署の出納署長。

更新日:2019年10月10日 木曜日 00:00

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