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モリアオガエル産卵♪高野山・蓮池~観光客見入る

世界遺産・高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町)の蓮池(はすいけ)わき樹上で、モリアオガエル(森青蛙)の卵塊(らんかい)が生まれ、梅雨シーズンの聖地の雰囲気を呈している。
6月中旬、壇上伽藍(だんじょうがらん)中門(ちゅうもん)わきの蓮池の池畔に立つ、1本の楓(かえで)の枝々に、6個の泡の塊(かたまり)が綿菓子のようにぶら下がる。
これは雌(めす)のモリアオガエルが樹上で産卵。集まった雄(おす)から受精を済ませた賜物(たまもの)で、大人のこぶしほどの大きさ。約10日後に孵化(ふか)し、オタマジャクシの子が雨を待って、泡とともに池に落下。約1か月後にカエルの姿となり、足の吸盤を使って、樹上生活を送ることになる。
壇上伽藍には、弘法大師・空海の高野山開創1200年記念で再建された中門や、真言密教のシンボル・根本大塔、国宝・不動堂、大師を祀る御影堂などがあり、とくに中門には広目天(こうもくてん)などの四天王像が祀られている。
参拝・観光客らは、四天王の眼光を浴びた後、蓮池の太鼓橋を渡り、モリアオガエルの卵を見あげてびっくり。「まるで楓の木が、真っ白い泡の花を咲かせたみたい」「新しい命の息吹を感じる」などと、見入っていた。
モリアオガエルは和歌山県の準絶滅危惧種に指定されている。
写真(上、中)は蓮池のほとりの楓の枝に生まれた綿菓子のようなモリアオガエルの卵塊。写真(下)は高野山の壇上伽藍・中門わきの蓮池=背景は朱色の根本大塔。

更新日:2019年6月19日 水曜日 00:00

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