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橋本消防本部員に文部科学大臣表彰!水消火器を改良

全国で初めて高性能な消火訓練用の「改良型・水消火器」を考案・開発した、和歌山県橋本市消防本部の芝浩民(しば・ひろたみ)消防司令補(44)と中谷英司(なかたに・えいじ)消防士長(31)の2人が、文部科学大臣表彰を受け5月17日、橋本市役所市長室で伝達式が行われた。
廣畑公伯(ひろはた・こうはく)消防指令が、今回の功績概要と文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)を授賞したことを紹介した後、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長から表彰状を伝達した。
廣畑消防指令の話によると、芝消防司令補と中谷消防士長は、市民が初期消火訓練に使っている「水消火器」を、本物の「粉末消火器」並みに改良しようと、消防仲間4人の協力を得ながら創意工夫。
平成28年(2016)4月、水消火器の内部のサイホン管に「コ」の字型に加工したパイプを差し込み、バンドで固定して、蓄圧(ちくあつ)された空気と水を混合、噴霧状に放射できるように改良した。
これまでの「水消火器」は、水鉄砲みたいで、リアリティーがなかったが、改良後は水が噴霧状に飛び、発射音に勢いがあり、飛距離や作動時間なども含めて、本物そっくりの仕上がり。
材料費も塩パイプ200円、固定バンド100円、食用色素「赤」「黄」「青」各色とも150円と、際寝て低額に抑えることができた。
同消防本部では、市内各事業所や学校などで、この改良型・水消火器を使って「初期消火訓練」を実施。例えば幼稚園では、体験した教諭たちが「本物の消火器のようです」と好評。見学の園児たちは、その勢い良さに目をパチクリさせた。
この「水消火器」は昨年、一般社団法人全国消防協会主催の「消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文」で最優秀賞に決定。今回は文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)を受けた。
芝消防司令補と中谷消防士長は「この水消火器で本番並みの初期消火訓練ができるので、万が一の場合への備えになります」「受賞はチーム全員の協力のお陰です」と喜んでいた。
写真(上)は平木市長=右=から文部科学大臣表彰が伝達される中谷消防士長=隣は芝消防司令補。写真(中、下)は改良型・水消火器を披露する芝消防司令補と中谷消防士長。

更新日:2018年5月18日 金曜日 00:00

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