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新春「凧作り&凧揚げ」に挑む♪応其小児童ら大歓声

和歌山県橋本市高野口町名古曽の市立応其(おうご)小学校=今田実(いまだ・みのる)校長(56)=の3年生児童45人は、1月11日、同町青少年健全育成会の三島英雄(みしま・ひでお)さん(82)が考案した「グニャグニャ凧(たこ)作り&凧揚げ」に挑戦した。
同育成会会員約10人は、同小学校体育館に半透明のビニールや竹ひご、油性彩色ペンを用意。今田さんが集まった子供たちに「凧作り方法」を説明した。
今田さんは大手電機メーカーの元設計技師で、退職後、高野口町教委嘱託として同育成会議を担当。約20年前「子供たちに楽しみを」と「グニャグニャ凧」を考案し、〝凧作り・凧揚げ〟を体験させてきた。
この日、同育成会の井上百合子(いのうえ・ゆりこ)会長(75)が「きょう皆さんが作る凧は、世界に一つしかない、貴重な凧です。今年は酉年(とりどし)、まるで鳥のように大空高く飛ばしてね」と挨拶。
子供たちは会員の指導で、薄いビニールを6角形にハサミで切り、そこへ各自思い思いに「ヒヨコ」「雪だるま」「花」「ネコ」「星」などを描き、2本の竹ひごを取り付け、竹ひごに糸を渡して、約1時間で完成させた。
この後、子供たちは寒風の吹くグラウンドで、凧を揚げに挑戦。初めは凧糸がからまってしまったが、やがて慣れると、凧は高く高く舞い上がり、みんな大歓声。
凧を上空約70メートルまで揚げた奥田遥人(おくだ・はると)くん(9)は「ぼくは凧に〝凧〟という文字と、大好きな星を5つ描きました。それがこんなに高く揚がってくれて、とてもうれしいです」と話し、上空の凧のパワーを手中の糸の張りで感じ取っていた。
写真(上)は凧作りに挑む応其小学校3年生児童たち。写真(中)は酉年に合わせて凧に描かれた可愛いヒヨコの絵。写真(下)は空高く舞い上がった奥田くん手作りのグニャグニャ凧。


更新日:2017年1月12日 木曜日 00:00

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