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郷土探検「防災マップ」に特別賞~応其小児童に拍手

和歌山県橋本市高野口町名古曽の市立応其(おうご)小学校6年生の1チーム(7人)が、郷土を探索して制作した防災・防犯・交通安全マップ「いのちをまもる」が、一般社団法人・日本損害保険協会など主催の「小学生のぼうさい探検隊」マップコンクールで審査員特別賞、同小6年生2チームが佳作に入賞し2月18日、同小体育館で表彰式が行われた。今田実(いまだ・みのる)校長は「子供たちの安全学習の取り組みが評価され、全校生と地域にも安全意識が広められる」と喜んでいる。
同小学校は、災害などの危険に遭遇した際、子供たちが自力で安全に行動できるようにと、昨年6月の総合学習の時間、計10班に分かれ、防災マップ作りを実践。子供たちは、地域の自主防災会、区長、消防団、ボランティアなどの協力で、校区内に安全面で問題点はないかを現地調査した。
今回は第11回目で、全国511小学校・団体から、計2267作品が応募。審査員特別賞を受賞したのは、タイトルと同じ「いのちをまもる」班で、同賞は県内でただ1校・同作品が受賞し、佳作には同小6年の「防災ハンター」と「情熱デカ」の2班が入賞した。
「いのちをまもる」が制作したマップには、例えば「防災機具庫」に車イスや可搬式(かはんしき)ポンプ、発電機などが収納されているが、「一番重要なのは、ケガをした人や、動けない人を運ぶ車イス」と強調している。
また、「細い道」は周りから見えないので、入るのは避けよう」と危険性を訴え、「カーブミラーは事故防止に役立つ」ことなどを紹介し、4コマ漫画やイラストなどでわかりやすく説明。審査員は「子供たちが防災関連施設をよく調べ、4コマ漫画などでわかりやすく説明、防災器具庫の中身についても、しっかり探検している」などと評価した。
この日、同小体育館に全校生が集合。同協会近畿支部の新井吾一(あらい・ごいち)事務局長から、「いのちをまもる」チーフの三井桃香(みつい・ももか)さん(12)ら代表に賞状を手渡した。
「いのちをまもる」メンバーの平田綾乃(ひらた・あやの)さん(12)は、「地域の皆さんに教えてもらいながら、防災器具庫の中や、危険な場所を知った。撮影した現場写真の扱い方など、みんなで分担し合って頑張った」と話し、三井さんは「特別賞にはびっくりしました。もちろん、うれしいです。防災マップ作りは、将来、きっと役立つと思います」と、笑顔を見せていた。
今田校長は「この防災マップは、子供たちの視点で見た世界。大人が参考にする点も多いかと思います。防災、防犯、交通安全は、とても大切な学習なので、今後も続けていきます」と語った。
写真(上)は新井・事務局長から審査員特別賞を受賞する応其小「いのちをまもる」チーフ三井さんとメンバーたち。写真(中)は審査員特別賞を受賞した防災マップ「いのちをまもる」。写真(下)は審査員特別賞を受賞した「いのちをまもる」班メンバー。

更新日:2015年2月19日 木曜日 00:00

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