ニュース & 話題

忠龍の達磨画展♪大賑わい~心打つ眼光と金言の数々

和歌山県の紀北地方で「達磨(だるま)画家」として名高い和歌山県警・橋本署や海南署の署長を歴任した渋田忠三(しぶた・ちゅうぞう)さん(75)の初めての「忠龍(ちゅうりゅう)の達磨画展」が、同県岩出市根来2259の古民家「アートスペース 紀の川」で開かれ、県内外の友人知人をはじめ大勢の達磨画ファンが訪れ、楽しい秋のひとときを過ごしている。12日(月・祝)まで。観覧無料。
この「アートスペース 紀の川」は、新義真言宗総本山・根来寺のすぐ東側にある木造平屋瓦葺の美しい和風建築。開通して間もない京奈和自動車道の岩出根来ICから近い。屋外ではコスモスが満開で、玄関を入った土間にはテーブルと椅子の〝茶席〟を用意。美味しいコーヒーを振る舞っている。
座敷や床の間、居間などに渋田さん制作の達磨画の額、掛け軸、団扇(うちわ)、扇子、短冊、色紙など約130点を展示。そのすべてに「人生の座右の銘」とすべき「禅語」「金言」が毛筆で記されている。
例えば1字なら「忍」「夢」「和」と記し、2字なら「一心」「洗心」「知足」、3字なら「看脚下」「智仁勇」「平常心」、4字なら「感謝の心」「一期一会」「行雲流水」、5字なら「日々是好日」「一華開五葉」「開花蝶自来」といった具合。眼光鋭い達磨さんが、見る者の心に「喝(かつ)」を入れてくれている雰囲気。
また、座敷中央には、長い文机を置いて、渋田さん自身が、達磨画制作の姿を披露。希望者には達磨画の描き方を体験指導。「わたしも達磨画を勉強したい」「渋田先生のようになりたい」などと、子供も大人も笑顔でいっぱいだ。
渋田さんは同県日高郡中津村出身で、岩出市根来在住。雅号は「渋田法眼忠龍(しぶたほうげんちゅうりゅう)」。昭和34年(1959)に和歌山県警・警察官を拝命、橋本署次長(平成元年~同3年)や同署長(同8~9年)、海南署長(同11~12年)などを歴任し、平成13年(2001年)、県警本部警備部参事官で定年退官。昭和55年(1980)に日本宗教画法学院・日本禅画家協会に入会、達磨画歴は35年になる。
この間、制作した達磨画の額や掛け軸など約1300点は、橋本商工会議所、橋本中学校、社会福祉施設、各分野で活動するボランティアなど、県内各地の団体・個人に寄贈。市民への感謝状や知友への年賀状にも、達磨画を添えている。
それだけに今回の初個展は大盛況。渋田さんは「お陰さまで、大勢の知友と久しぶりの再会ができましたし、この個展を介して、まったく知らない者同士も、親しく交流することができました。これは何といっても達磨さまのお陰です」と喜び、「ここは京奈和道を走れば、橋本・伊都地方から近いですので、ぜひ、お越しください」と話していた。
開館時間は午前10時~午後5時。渋田忠三さん(電話・FAX=0736・61・1364、携帯=090・2103・9944)。古民家 アートスペース 紀の川(電話=0736・62・8339)。
写真(上)は古民家「アートスペース 紀の川」で開催中の「忠龍の達磨画展」。写真(中)は訪れた知友らに達磨画の制作姿を披露する渋田さん。写真(下)はコスモスも満開の古民家「アートスペース 紀の川」。

更新日:2015年10月11日 日曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事