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大きな白蓮開花、中将姫現れそう♡橋本の中将が森・姿見池~初めて眺めた家族連れら「毎年来たくなった」とスマホ撮影♪
奈良時代の女性史ヒロイン・中将姫ゆかりの、和歌山県橋本市恋野の中将が森にある姿見池(すがたみいけ)で8月初旬、大きな白蓮(びゃくれん)が満開になり、まわりの紅白の蕾もつぎつぎ開花、まさに中将姫があらわれそうな情緒を漂わせている。
中将姫旧跡保存委員会=故・田中治(たなか・おさむ)会長=冊子によると、大和の国の中将姫は、最愛の母を亡くした後、怖い義母の殺害から逃れて2年3か月間、恋野の雲雀山(ひばりやま)に隠れ住んだと伝わる。
中将姫は、その雲雀山から東の中将が森に観音菩薩像を祭祀。その近辺には、自らの容姿を水面(みなも)に映し、大和の国に向かって亡き母の冥福を祈ったという小さな姿見池がある。
同池は今夏も深緑の大葉におおわれ、瑞々しい白蓮がまばゆく、あたりは散花後に種を生む花托(かたく)がいっぱい。さらに淡いピンク色の蕾(つぼみ)がふくらみ、無数の大葉とともに涼風に揺れている。
恋野地区は溜池の水を水田に注ぐ、全国でも珍しい分水戸(ぶんすいこ)=最大幅約2メートル、計32か所のあるところ。中将が森入口の分水戸では、稲田を育てる流水がまるで小滝のように輝いている。。
たまたまマイカーで立ち寄り、初めて白蓮や小滝を眺めた家族連れらは「とくに中将姫物語のあるところ、毎年撮影したくなった」と満開の白蓮や紅白の蕾などにスマホを近づけていた。
[蓮の花の俳句15句紹介]
くれなゐの蓮鑑真のために咲く(津田清子)
うす縁や蓮に吹かれて夕茶漬(一茶)
夕立の来べき空なり蓮の花(芥川龍之介)
星ばかり見ないで蓮が開くから(中村苑子)
白蓮や浄土にものを探す風(中村草田男)
眼中の蓮も揺れつゝ夜帰る(西東三鬼)
定年や遠目の蓮の吹かれざま(高澤良一)
ほのぼのと舟押し出すや蓮の中(夏目漱石)
一つづつ夕影抱く蓮かな(高浜虚子)
大紅蓮大白蓮の夜明かな(高浜虚子)
朝風やぱくりぱくりと蓮開く(正岡子規)
白はちす夕べは鷺となりぬべし(三好達治)
月の面に蓮高々と舟進む(五十嵐播水)
家鴨寄るときひるがへる花蓮(石原八束)
昼中の堂静かなり蓮の花(正岡子規)
写真(上・中)は美しい姿見池の白蓮や蕾などの風景。写真(下)は中将が森入口付近でかがやく分水戸の小滝。













