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橋本市東家・寺脇の山車(だんじり)130年ぶりに帰郷・曳行あざやか♡旧大和街道や橋本川・松ケ枝橋などソーリャソーリャ「これからも仲良く秋祭りを盛り上げたい♪」
和歌山県橋本市東家・寺脇で明治後期に新造、今は大阪府河内長野市で曳行されている通称・寺脇山車(てらわきだんじり)が4月5日(日)、約130年ぶりに同山車(だんじり)のふる里、同市東家地区で曳行・紹介され、集まった両市民らは「お互いの山車祭りの歴史を感じることができた。これからも仲良く秋祭りを盛り上げたい」と笑顔が溢れていた。
大阪市住吉区の住吉大佐「地車(だんじり)請取帳」によると、この寺脇山車は明治29年製作。大屋根廻りの彫物図柄は唐獅子や青龍、竹に虎など力強く鮮やか。大正初期には橋本にも電柱が林立、電灯がついたが、山車の曳行には支障をきたし、山車の修理・運行費も増加、大半費用を負担していた旦那衆(資産家)が青年団の反対を押し切り大正2年ごろ、寺脇山車など3台を売却。同山車は河内長野市松が丘の方々により守り継がれてきたらしい。
とくに参集した東家地区住民らに配布されたお祝い団扇(うちわ)には同山車は「原形に近い姿で受け継がれています。里帰り曳行は。先人たちの思いと地域の絆(きずな)を次世代へ伝える記念行事です」と記している。
この日朝、寺脇山車(だんじり)と東家地車(だんじり)は橋本保健福祉センター駐車場で出発式を開催。西野修平(にしの・しゅうへい)河内長野市長や平木哲朗(ひらき・てつろう)市長らは、寺脇山車の歴史を語りながら「両市の交流を深めたい」と挨拶。
出発した東家地車と寺脇山車は橋本市役所前の国道から旧・高野街道を曳行。紀の川へ注ぐ橋本川の古東橋や、大和街道の松ヶ枝橋を渡り、旧高野街道との交差点を横断、笛・鉦・太鼓の音もあざやかに、ハッピ姿の若者たちが「そーりゃそーりゃ」と曳行。あたりはカメラ・スマホ撮影者が群がり、「これは例年の秋祭りと趣が異なり実に楽しい」とつぶやきながら、必死でシャッターを切っていた。
写真(上)は橋本川の松ヶ枝橋を渡る寺脇山車。写真(中)は同市東家の大和街道を鮮やかに進む寺脇山車。写真(下)は満開桜の彼方の古東橋を渡る東家地車風景。













