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空海・創建~橋本の妙楽寺・本堂再建へ棟上げ式♡5月下旬ごろには、 本尊・薬師如来坐像(県重要文化財)も御還坐、大勢の参拝・観光客が訪れそう♪

弘法大師・空海が創建した由緒ある和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺(みょうらくじ)本堂跡地で2月19日朝、本堂再建の上棟式が営まれ、岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職が鐘楼門(しょうろうもん)内で読経、同寺再興再建委員会の奥村浩章(おくむら・ひろあき)委員長や建設関係者ら約15人が安全祈願した。

 

同寺は弘仁11年(820)に空海が創建した嵯峨天皇の勅願所(ちょくがんしょ)で、空海の姪(めい)・如一尼(にょいつに)が初代住職となった名刹。やがて戦国時代に焼失するなど、再興を繰り返したが、江戸時代末期には無檀家で「一堂一僧坊」まで荒廃。平成23年(2011)秋には、本堂が老朽化と暴風雨のため崩落・撤去。やむを得ず境内の大楠(直径約70センチ、高さ、枝張りとも約20メートル)も伐採した。

 

新たな本堂は鐘楼門内の跡地(約100平方㍍)に建立。とくに本堂・山門の両柱上には、伐採した大楠製の長さ2・8メートルの虹梁(こうりょう)を渡し、中央に蛙股(かえるまた)、両端に木鼻(きばな)が飾られ、実に神々しい。同本堂は5月下旬ごろの完成予定で、本尊・薬師如来坐像(県重要文化財)が御還坐することになる。

 

広い境内(2350平方㍍)には令和6年(2024)、全国最大級の「お砂踏み霊場」を開設。四国88か所、西国33か所、紀伊西国33か所、嵯峨天皇ゆかりの34か所の計188か所の寺院名を刻んだ石柱を建立。各寺院の砂入り壺が各石柱前に納められ、石柱裏には奉納者名が刻まれている。

すぐ近くにはJR・南海高野線「橋本駅」周辺の景色を見渡せる愛宕山(あたごさん)などもあり、本堂完成後は大勢の参拝・観光客が訪れそう。

岩西住職は「再興再建委員会と皆様方のご支援のおかげです。さらに皆様の家族安泰・世界平和をお祈りします」と話している。

写真(上)は安全祈願する岩西住職と母・康子(やすこ)さんら。写真(中)は棟上げした本堂・山門の蛙股(かえるまた)など。写真(下)は満開の白梅の向こうに見える本堂の棟上げ風景。


更新日:2026年2月19日 木曜日 16:20

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