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橋本市立紀見小児童ら、緑のツツジの苗木60本植樹、10数年後には鮮やかに開花、とても素敵な思い出に…観光客も心和ませる♪

多くの家族連れらに愛されている、和歌山県橋本市の杉村公園で10月30日朝、近くの市立紀見小学校の子どもたちが、若々しいツツジ(躑躅)の苗木を沢山植樹、各自のメッセージカードを掲げ、「きっと綺麗な花を咲かせてね」と眺めていた。
同公園は、実業家の故・杉村林之助(すぎむら・りんのすけ)さんが昭和45年(1970)、庭園(丘陵地12・5ヘクタール)と旧宅・松林荘(木造平屋)を同市へ寄贈。

その頂上広場は菊花展や音楽会などで名高く、裾のやすらぎ広場には、ふわふわドームや滑り台、ぶらんこがあり、とくに土・日・祝日は大賑わいである。

 

子どもたちの植樹活動は、「紀の国はしもと」活性化協議会=植山忠郁(うえやま・ただいく)代表=が「杉村さんが大好きだったツツジ、サツキを咲かせて、多くの皆さんに喜んでもらおう」と企画・協力。

 

この日、紀見小学校5年生児童と大人を含む約60人が参集。平木哲朗市長が「素晴らしい公園にしてくださいね」と激励。子どもたちはスコップ片手に穴を整え、丁寧に肥料をまいて、ヒラドツツジ(平戸躑躅)を懸命に植栽、各自のメッセージカードを取り付けた。

同協議会によると、ヒラドツツジ(平戸躑躅)は10数年後には立派に育ち、春~夏には色鮮やかに開花。多くの観光客の心を和ませることになりそう。

植山代表は「子どもたちは将来、自分の植えたツツジに感激し、多くの観光客の心も癒すことに…。私は全市民に1人1本植えてもらいたいです」と話していた。

 

写真(上)は杉村公園・芝生広場の参道沿いにツツジの苗木を植栽する子どもたち。写真(中)はツツジの苗木にかざした「いつまでも笑顔を忘れずに」のメッセージカード。写真(下)は芝生広場の「菊花展」会場に向かう大勢の子どもたち。


更新日:2025年10月30日 木曜日 15:45

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