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可愛いハシビロガモが渦巻き遊泳♡極寒のシベリアから飛来~JR・南海橋本駅近くの通称・中池で早春風情あふれる♪

JR・南海橋本駅に近い和歌山県橋本市の通称・中池(なかいけ)で2月28日、極寒のシベリア方面から飛来した約30羽のハシビロガモ(嘴広鴨)が楽しく遊泳、高野山麓・橋本の早春風情を繰りひろげた。

ハシビロガモの雄(おす)は、頭が緑色で胸が真っ白、わきから腹にかけて、栗色で全体に鮮やか。雌(めす)は、全身褐色(かっしょく)で、かなり地味な色合いである。

このハシビロガモは、広い水面を泳ぎ回り、名前の通り、広い嘴(くちばし)で水草を食べ。プランクトンの多い水を飲む。

この日、1羽のカモが全速力で前進すると、他の仲間も「負けるものか」と追随する。先頭のカモが大きく円を描くと仲間もみんな続いて、幾度も大きな渦が生まれて眩いばかり。

運よく池畔から眺められた人々は、「すごく可愛い、スマホでは無理なので、今度はカメラを持ってくる」と目を丸くしていた。

日本野鳥の会・和歌山県支部の中西正和(なかにし・まさかず)副会長は「ハシビロガモはシベリアから飛来。紀の川には水草類がないので、池に集まって越冬したあと、暖かい5月頃に北へ帰ります」と話している。

写真(上、下)は渦を巻くハシビロガモ。写真(中)は手前からハシビロガモの雌と雄。


更新日:2025年2月28日 金曜日 16:27

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