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日差しに恵まれると「五光の虹」出現♡高野山麓・橋本の玉川峡やどり温泉近く~登山口には「ご自由にお使いください」と杖並ぶ♪

和歌山県橋本市北宿の玉川峡にある修験者の行場「五光の滝(ごこうのたき)」は、今春も滔々と瀑布(ばくふ)がきらめき、その登山口に「どうぞご自由にお使いください」と並んだ杖を使って訪れる観光客の心を潤している。

登山口の案内板によると、この五光の滝は落差約30メートル」もの高さで、明治維新まで高野山の寺領地。滝壺周辺は修行僧や山伏(やまぶし)の行場(ぎょうば)。滝の崖の中腹には不動明王像が祀られている。

玉川峡谷の自然を守り、観光客の安全策に取り組む同川愛好会の上西進会長は、約20年前から五光の滝へ登る入口に自作の杖を「どうぞご自由に」と並べている。

近くにある名高い温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」には、今春も大勢の観光客が宿泊。杖を突いて「五光の滝」を見上げた後、温泉でぬくもり飲食・談話を楽しんでいる。

上西会長は「この滝壺は天候に恵まれ、午後1時半ごろ森林から日差しがもれると〝五光の虹〟が夢のように現れます。そんな時は有難いですよ」と話していた。

写真(上)は今春の神々しい五光の滝。写真(中)は天候に恵まれた日の滝壺の五光の虹。写真(下)は同滝への登山口に並べた手作りの杖を「どうぞご自由にお使いください」と披露する上西会長。


更新日:2025年1月22日 水曜日 20:58

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