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若々しいツツジの苗木110本、橋本の小学生ら杉村公園に植樹♡約10年後には色鮮やかなツツジ観光が楽しみ♪
多くの家族連れに愛されている、和歌山県橋本市の杉村公園で1月21日、近くの市立紀見小学校の子どもたちが、若々しいツツジ(躑躅)の苗木110本を植樹。「きっと綺麗な花を咲かせてほしい」と眺めていた。
同公園は、実業家の故・杉村林之助(すぎむら・りんのすけ)さんが昭和45年(1970)、庭園(丘陵地12・5ヘクタール)と旧宅・松林荘(木造平屋)を同市へ寄贈。
その頂上広場は音楽会や菊花展などで名高く、裾のやすらぎ広場は、ふわふわドームや滑り台、ぶらんこがあり、とくに土・日・祝日は大賑わいである。
今回の植樹は「紀の国はしもと」活性化協議会=植山忠郁(うえやま・ただいく)代表=が「杉村さんが大好きだったツツジ、サツキを咲かせて、多くの皆さんに喜んでもらおう」と企画・協力。この日、同小学校5・6年生100余人が遊具広場周辺でスコップ片手に穴を掘り、モチツツジ(餅躑躅)の苗木110本を丁寧に植えて、それぞれ将来の夢を記したカードを取り付けた。
同協議会によると、10数年後にはツツジ、サツキが立派に育ち、春~夏には色鮮やかに開花。多くの観光客の心を和ませることになる。
太田真由美(おおた・まゆみ)校長は「きょう植えた苗木は、子どもたち同様たくましく育ち、子どもたちには改めて眺めてほしい」と期待。植山代表は「今後も植樹を繰り返しながら、公園全体をサツキとツツジで飾りたい」と話していた。
写真(上、中)は杉村公園・遊具広場周辺でツツジの苗木を植える紀見小5・6年生の子どもたち。写真(下)は人気のふわふわドームのある同公園・遊具広場。
更新日:2025年1月21日 火曜日 23:15