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クリスマスローズ&錦鯉に心いやされ♡関西花の寺・第24番札所~橋本の子安地蔵寺♪
関西花の寺・第24番札所で、紀州徳川家の安産祈願所として知られる、和歌山県橋本市菖蒲谷の高野山真言宗・子安(こやす)地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職=で、早くも「冬の貴婦人」と呼ばれるクリスマスローズが開花、参拝者の心を癒している。
同寺では先代の故・島田義弘(よしひろ)住職が約20年前、「参拝者に喜んでもらおう」と数株のクリスマスローズを境内に植栽。その妻・礼子(れいこ)さんが今日まで、無数の山野草とともに丹精込めて育ててきた。
クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草で、花の少ないシーズンに気品ある花を咲かせることから「冬の貴婦人」とも呼ばれる。山門をくぐると灯ろうの立つ小池があり、そこでは数十匹の錦鯉が遊泳。クリスマスローズはその近くで、白や紫など色鮮やかに開花。家族連れや若者たちは、錦鯉もクリスマスローズも、静かに腰をかがめて見入ることになる。
子安地蔵寺は「藤の寺」としても名高く、4月下旬ごろには、樹齢120年以上の九尺藤(くしゃくふじ)など8種類25本の藤の花が咲き誇り、参拝・観光客で大賑わいとなる。
写真(上、下)は子安地蔵寺・境内に咲いたマリスマスローズ。写真(中)は同寺・小池を遊泳する錦鯉たち。
更新日:2024年1月31日 水曜日 17:43