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丹生都比売神社で禊橋(みそぎばし)竣工、紀州犬の先導で渡り初め式♡丹生宮司「これで和歌山全体が祓い清められたので、素晴らしい新年を招くことでしょう」

和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社で、神域の禊橋(みそぎばし)架け替え工事が完了して12月12日、「禊橋竣工奉告祭・渡り初め式」が行われた。

同橋は旧来より神域を流れる小川・禊川(みそぎがわ)に架橋。参拝・観光客は一の鳥居をくぐり、鏡池の輪橋、さらに禊橋を渡り、二の鳥居をくぐって楼門へ参拝に向かう

同神社では、禊橋が老朽化したため、旧来の形状・材質と同じ禊橋に架け替えた。また、左右二か所の擬宝珠(ぎぼし)の中には「麻(あさ)」と鉱石「辰砂(しんしゃ)」を収めた。麻は祓い清めの力を持ち、辰砂は「不老不死」をもたらすとしている。
この日、竣工奉告祭の後、丹生晃一(にう・こういち)宮司や関係者らが禊橋前に参列。同神社のご神犬すずひめ号と大輝号(天然記念物・紀州犬)の先導により、粛々と渡り初めが行われた。参拝者らは「なんと可愛いご神犬」と夢中でスマホ撮影。丹生宮司は「ご神犬・紀州犬の先導による渡り初め。これは禊橋を渡る人のみならず、紀州すべてが祓い清められたので、素晴らしい新年を招くことでしょう」と話していた。

写真(上、中)は禊橋・渡り初めの紀州=すぐ後ろは丹生宮司。写真(下)は禊橋のクローズアップ。


更新日:2023年12月12日 火曜日 18:03

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