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フォトライター北森さんのミニ・テーブル写真展「電車のみえる風景」(南海高野線)開幕~橋本の「REST&CAFE 志野」観覧無料。

和歌山県橋本市岸上の「REST&CAFE 志野」=木多浦(きたうら)しのぶさん経営=で8月23日、フォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんのミニ・テーブル写真展「電車のみえる風景」(南海高野線・紀見峠~極楽橋)が始まった。観覧は無料。

北森さんは、もともと「志野」の窓から見える国城山(くにぎさん)や紀の川の風景に感動。木多浦さんと相談のうえ、平成30年(2018)秋から「志野」のテーブルにアルバムを置くという珍しい「テーブル写真展」を開始、今回が5回目となる。

北森さんはアルバムの冒頭説明で、「前回のテーブル写真展は、南海高野線橋本~極楽橋間の電車の窓から眺めた沿線の風景写真でした。今回は2010年から今年にかけて撮りためた「外から眺めた紀見峠~極楽橋間の電車の走行風景」の一部をアルバムにしました。何気ない眺めでも、そこを電車が走ると風景が一変、なんともいえない美しい光景に包まれます。L判の小さなサイズですが見てください。」と記している。

アルバムを開くと、例えば紀伊清水・学文路を電車が走行すると、沿線で地車(だんじり)が一旦停止。ハッピ姿の若者たちが、車窓の人たちに向かって「いらっしゃい」と言う風に両手を振っている。

橋本・紀伊清水のところでは、南海電車が紀の川鉄橋を渡る夕刻風景をパチリ。空も川も真っ赤な夕日に染まり、電車も鉄橋もまるで影絵のよう。車輪・レール音さへ聴こえて来そう。

もう1枚は紀の川南側の高台から眺めた、白昼の同鉄橋を渡る電車の風景。電車の彼方には、橋本駅周辺の市街地と山々がくっきり。あの電車には、世界遺産・高野山の参拝・観光客が大勢乗っているに違いないという空気が伝わってくる。

このほか学文路・九度山の夜桜や、林間田園都市・御幸辻の雪中を走る電車など四季の情景が収められている。

REST&CAFE「志野」は、紀の川・橋本高野橋~産直市場「やっちょん広場」間の同川北岸・道路沿いにある。定休日は毎週火曜日。

写真(上)は北森さんの写真アルバム「電車のみえる風景」を紹介する木多浦さん。写真(中)は紀伊清水・学文路で地車を一旦停止して、電車に両手を振るハッピ姿の人たち。写真(下)は真っ赤な夕日に染まる大空と紀の川、影絵のように鉄橋を渡る南海電車の風景。


更新日:2023年8月22日 火曜日 23:27

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