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心癒すエゾミソハギ&カノコユリ♡橋本の子安地蔵寺~8月には風物詩・地蔵盆千燈籠供養

関西花の寺・第24番札所で、紀州徳川家の安産祈願所として知られる、和歌山県橋本市菖蒲谷の高野山真言宗・子安(こやす)地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職=で7月21日、目の覚めるようなエゾミソハギや、カノコユリなどの花々が咲き誇り、梅雨明けの参拝・観光客の心を和ませていた。

同寺院では、島田住職の母・礼子(れいこ)さんが、夫の故・義弘(よしひろ)さんの心を受け継ぎ、丹精込めて、無数の山野草とともに四季の花々を育てている。

この日、「安産祈願」の灯籠を吊るした山門をくぐると、境内では紫のエゾミソハギ(蝦夷禊萩)やピンクのカノコユリ(鹿の子百合)などが咲いて、黄色い蝶々がひらひら集まる。藤棚わきの小池では、うら若い錦鯉たちが泳ぎ回り、幾つもの波紋をひろげている。

日傘を差して訪れるご高齢夫婦や若いカップルらは参拝の後、珍しい花々や可愛い錦鯉の群れに心癒され、「ここは名高い藤の花だけでなく四季折々、神々しい花が咲いてくれるので、とても有難いです」と話していた。

同寺院では8月24日(木)、橋本の夏の終わりの風物詩「地蔵盆千燈籠供養」が営まれる。当日午後6時30分頃に灯籠を灯し、同7時頃から法要(読経)の予定。同寺院 (電話0736・32・1774)。

写真(上)はエゾミソハギの花を喜ぶ蝶々。写真(中)は子安地蔵寺の山門に飾られた「安産祈願」の灯籠。写真(下)は水子地蔵尊の近くに咲いたカノコユリの花。


更新日:2023年7月21日 金曜日 16:38

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