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最良のがん治療へ3病院連携チーム発足♡橋本市民病院、紀和病院、県立医大付属病院・紀北分院「地域住民の安全・安心願う」~おくすり手帳に「ICIシール」貼るといいよ♪

「最も有効ながん治療」にあたる3病院連携の「アイアイサポートチーム」(呼称)が、和歌山県内で初めて設立され6月23日、橋本市民病院・講堂で報道陣に発表・説明が行われた。

この「伊都橋本医療圏免疫療法サポートチーム」は橋本市民病院、医療法人南労会・紀和病院(橋本市)、県立医科大学付属病院・紀北分院(かつらぎ町)の3病院。

紀和病院の梅村定司(うめむら・ていじ)プレストセンター長が2病院に提案し、6月1日に発足した この日、橋本市民病院の駿田直俊(するだ・ただとし)病院長、中村公紀(なかむら・まさき)副病院長、廣西昌也(ひろにし・まさや)紀北分院長、梅村センター長らが参集。スクリーンに資料投影して解説した。

がん細胞は人間の免疫機能にブレーキをかけながら増殖するが、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)はブレーキを解除して、免疫機能を復活させてゆき、がん細胞を攻撃できるようにする。

但し免疫の活発な働きで大腸炎や腎障害などの副作用の可能性もある。同チームは専門診療科の医師、看護師、薬剤師らが連携、副作用を早期発見して重症化を防ぎたい考えで、「おくすり手帳」にはICIシールを貼って「ICI投与歴」がわかるようにしている。

「アイアイサポートチーム」代表の橋本市民病院の駿田賢俊(するだ・ただとし)病院長は「3病院が総合病院のように協力、最良のがん治療に取り組みたい」と話していた。

写真(上)は「アイアイサポートチーム」による発表風景。写真(中)は大切な「ICI投与歴」

がわかるようにする「おくすり手帳」。写真(下)は「アイアイサポートチーム」=中央は駿田代表。


更新日:2023年6月24日 土曜日 13:38

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