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せせらぎ泳ぐ鯉のぼり、大空泳ぐ鯉のぼり♡幸村ゆかりの里・九度山の紀伊丹生川「鯉のぼりの川渡し」
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の紀伊丹生(きいにゅう)川で4月9日、名高い約100匹の「鯉のぼりの川渡し」が行われた。5月上旬まで観覧を楽しめそう。近くの通称「真田のみち」(九度山商店街)周辺では、第15回「町家の人形めぐり」(~5月5日)を開催中で、5月4、5両日は道の駅「柿の郷くどやま」で、人気の武者行列を含む「真田まつり」がある。
「鯉のぼりの川渡し」は、同町商工会青年部などでつくる「九度山 I LOVE 運動推進会」が、各家庭で不要になった鯉のほりを集めて活用。九度山小学校の子供たちも、各自の手形を押した素敵な鯉のぼりをつくっている。
この日、長く色鮮やかな鯉のぼりを2本のロープに吊るし、約100メートルの幅広い河口付近に架け渡すと、いずれも春風をはらんで、颯爽と泳いでいた。
川渡し作業の見学に訪れた人たちは、先ず紀の川にそそぐ紀伊丹生川河口付近のせせらぎで泳ぐような姿の鯉のぼりを眺めて感激。次に大空で2列の帯になって、颯爽と泳ぎ始めると「これまたすごい」と笑顔いっぱい溢れていた。
写真(上)は川渡し作業中、紀伊丹生川で遊泳風景となった鯉幟。写真(中)はロープで河口から空へ引き上げてもらう鯉のぼりたち。写真(下)は春風はらむ鯉幟たち。
更新日:2023年4月9日 日曜日 17:16