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若鷹(わかたか)蘭姫、春空を飛翔さっそう♡橋本の産直市場「くにぎ広場」~ショッピング客ら大喜び

和歌山県橋本市南馬場の産直市場「くにぎ広場」近くで、海草郡紀見野町の小林儀信(こばやし・よしのぶ)さん(73)が、自宅で飼育中の可愛い鷹(たか)を放鳥・披露して、多くの飲食・ショッピング客を楽しませている。

この鷹は生後60日。体長約60センチ、両翼の幅100センチの若鷹(わかたか)で、名前は蘭姫(らんひめ)と言う。小林さんは、カラスなどを追い払えるようにと、自宅近くの自然豊かな場所で放鳥・訓練。今では「飛べ」とか「戻れ」と指図すると、素早く対応するように…。

産直市場「くにぎ広場」は、国城山などの山肌を走る紀の川フルーツライン(広域農道)沿いで、世界遺産の高野山・金剛峯寺や丹生都比売(にうつひめ)神社の参拝・観光客らがマイカーで立ち寄り、飲食や果物・野菜ショッピング。

小林さんは蘭姫の放鳥・披露で、皆さんに楽しんでもらおう」と3月上旬から、同市場の周辺で蘭姫を放つと、蘭姫は春の空を猛スピードで滑空、小林さんの腕に舞い戻って目をぱちくり。家族連れや若いカップルらは、スマホ撮影させてもらって大喜び。

同市場を運営する北岡純子(きたおか・すみこ)組合長は、「若鷹の放鳥で当店をPR。蘭姫さまにも大感謝です」と微笑み、小林さんも同組合に入会したうえ、「私の採取する素敵なハチミツを極力安く店頭に置くことにしました」とにっこり。小林さんのハチミツは1瓶(200グラム)2700円。

蘭姫の放鳥は、羽の生え変わる時期なので、間もなく終わり。今秋には同市場付近で、自宅にいる若鷹・大吉(だいきち)くんと共に蘭姫を放鳥披露する予定。

写真(上)は小林さんの右腕で羽ばたく蘭姫。写真(中)は眼下の紀の川や遠方の葛城金剛連峰を背景に飛翔する蘭姫。写真(下)は小林さんの右腕で休息する蘭姫=くにぎ広場入口わきで。


更新日:2023年3月18日 土曜日 16:51

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