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卒業記念「墨象作品」の運筆に思い込める♡橋本三石小6年生児童~卯の絵に「夢 絶対にあきらめない」~

和歌山県橋本市三石台の市立三石小学校の6年生児童45人は、2月28日、自分の「思い」を書道で表した卒業記念「墨象(ぼくしょう)作品」を制作した。この作品は3月17日(金)の卒業式で同校体育館の壁に掲げられる。

児童らは同校図工室に集まり、地元在住の書家で篆刻(てんこく)家の三田象山(みた・しょうざん)先生(80)の指導で、大きな紙(縦5・4メートル、横10メートル)に墨象(ぼくしょう)の寄せ書きに挑んだ。

床には、象山先生の発案で描いた今年の干支「卯」の下絵を用意。子どもたちは大きな筆を使い、下絵の卯の体に、「夢 絶対にあきらめない」「笑顔 無病息災」「叶える学力向上 幸福」などと、思い思いの言葉をしたためた。

子どもたちは墨象作品の完成後、象山先生や同校教諭と共に記念撮影。「ここに書いた言葉を忘れずに、しっかり頑張りたい」と口を引き締めた。

平成28年(2016)から、ゲストティーチャーとして、書道クラブやサマースクールで書道を教えてきた象山先生は「今回も各自の願い、モットーなどを心込めて書いてくれました。ウサギのように一歩一歩、元気にとび跳ねながら、成長してほしいです」と話していた。

この墨象作品は3月17日(金)の卒業式当日、同校体育館に展示される。

写真(上、中)は墨象作品製作に心込める児童と、やさしく見守る象山先生。写真(下)は完成した墨象(ぼくしょう)作品と共に記念撮影する同校6年生児童たち=右端は象山先生。

 


更新日:2023年2月28日 火曜日 20:00

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