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「認知症を学び、地域で支えよう」♡橋本市赤十字奉仕団・認知症サポーター養成講座~受講30人に認知症サポーター証・オレンジリング進呈

「認知症を学び、地域で支えよう」と、和歌山県橋本市赤十字奉仕団は、同市保健福祉センターで「認知症サポーター養成講座」を開き、市民約30人が受講して、オレンジリンク(認知症サポーター証)を受け取り、「認知症の方々のお役に立ちたい」と誓っていた。

この日、受講者には同サポーター養成標準教材「認知症を学び地域で支えよう」(全国キャラバンメイト連絡協議会発行)を配布。

同市地域包括支援センター保健師で認知症ケア専門士の小林幸子(こばやし・さちこ)さんや、認知症のわたしたちと家族の「みかんの会」世話人・山本芳照(やまもと・よしてる)さん(79)らが「認知症という病気・症状」についてや、「早期診断・早期治療で治ることがある」こと、認知症の人と接するときは「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」という3つのポイントなどを説明した。

橋本市赤十字奉仕団の畑野富雄(はたの・とみお)委員長は「高齢化が進み、認知症について、多くの皆様が、どうすればいいか悩んでいると思い、ご一緒に勉強したいと考えました。皆様、明るく笑顔で暮らしてほしいです」と話していた。

橋本市内の認知症サポーターはすでに小・中・高校生から高齢者まで計8000人にのぼり、認知症の人々やその家族にやさしいまちに進展している。

写真(上)は講演する認知症のわたしたちと家族の「みかんの会」世話人・山本芳照(やまもと・よしてる)さんら。写真(中)は認知症サポーター養成講座標準教材。写真(下)は講演する橋本市地域包括支援センター保健師・認知症ケア専門士の小林幸子(こばやし・さちこ)さんら。


更新日:2023年2月24日 金曜日 14:57

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