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三日月と夕焼け雲に心洗われ♡高野山麓・橋本伊都地方~ビーバームーン(11月8日)へ刻々と

気温が終日10度台となった和歌山県橋本・伊都地方は10月29日、天空に幾つもの浮雲が流れ、日没後は色鮮やかな夕焼け、間もなく三日月がくっきりと現れて、晩秋の静寂さを繰りひろげた。

次の満月は11月8日(火)、89年ぶりに部分月食と同時に見られる。この三日月はその満月に向かって輝きはじめたといえる。

この日、橋本市東家の高台に立つと、橋本の国城山(くにぎさん)や、九度山の雨引山(あまびきやま)などの空を、幾つもの雲が北風に乗って流れている。

やがて大きくまばゆい夕日が沈みはじめると、紀の川下流の天空の雲々は、まさに燃え立つごとしで、山河の稜線を墨絵のようにくっきりと示した。

やがて昼間、足元で咲いていたお化粧花(おしろいばな)は、すでに見えないが、国城山の空では久方ぶりの三日月がくっきり。

畑仕事帰りや、買い物帰りの人々は、思わず空を見上げ、静かに深呼吸。「きょうも素敵な景色をいただいた」と呟いていた。

次の満月は「ビーバームーン」などと呼ばれ、丸い月とともに深い部分月食も見られる。その次の「ビーバームーン」は65年後という。

写真(上、中)は国城山の空にかがやく三日月。写真(下)は絵葉書のような晩秋の夕焼空。

 


更新日:2022年10月29日 土曜日 20:44

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