「戦争の愚かさ」「平和の尊さ」かみしめる♡紀北の憲法９条平和まつりで長野たかし・あやこさん夫妻「平和コンサート」

「それぞれの木は空へ　日本国憲法讃歌」などの作詞・作曲者でシンガーソングライターの長野たかしさん・妻あやこさんの「平和コンサート」が１０月２２日、同県かつらぎ町の妙寺防災コミュニティーセンターで開かれ、大勢の人々が戦争の愚かさ、平和の尊さをかみしめた。

同コンサートは和歌山県紀北地方の有志による憲法９条を守る伊都・橋本連絡会主催の第１４回「９条平和まつり」で初めて開かれた。

長野たかしさん・妻あやこさんが登場して、たかしさんのギター伴奏で「それぞれの木は空へ　日本国憲法讃歌」「めぐりあい」「大丈夫」などを歌うと、満席の会場は静まりかえり、人々が聴き入る。最後にマンドリン・阪谷弘志(さかたに・ひろし)さん、バンジョー・波多江正美(はたえ・まさみ)さんが登場、４人で

「遠い世界に」を歌うと、大きな拍手が起きていた。

会場には書家の筆による「日本国憲法」の書を掲示。「第二章　戦争の放棄」「第九条　日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇、又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」としたためられ、高校生の描いた「原爆絵画」も展示。とくに殺伐たるロシアのウクライナ侵攻の今、訪れた人々は静かに見入っていた。

写真(上)は「それぞれの木は空へ　日本国憲法讃歌」を歌う長野たかしさん・妻あやこさん。写真(中)は掲示された憲法九条の書。写真(下)は長野たかしさん・あやこさん夫妻と、マンドリン・阪谷弘志さん、バンジョー・波多江正美さん。

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