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達磨絵・洋ランの棚飾り♡高齢者の心潤す〜橋本・特別養護老人ホームひかり苑
和歌山県橋本市隅田町中島の特別養護老人ホーム「ひかり苑」玄関内の木製・飾り棚に、作業療法士・森脇清文(もりわき・きよふみ)さん(57)の洋ランや、達磨(だるま)画家の故・渋田忠三(しぶた・ちゅうぞう)さん筆の短冊が飾られ、高齢者らの心を潤している。
堀畑光久( ほりはた・みつひさ)理事長(85)の話では、飾り棚は約3年前、市民から寄贈を受け、玄関内正面に設置した。
森脇さんは同市橋本の自宅室内で。約35年前から洋ラン約100鉢を育てており、毎週数鉢を棚飾りに持参。当時、元気だった渋田さんは、自作の短冊を掲げた。
施設の玄関を一歩入ると、先ず目に映るのは、この見事な木製・飾り棚と黄色やホワイト、ピンク色の洋ラン。
近づいて見ると、短冊には鋭くもやさしい眼の達磨さんの墨絵、その上に「花には水を 人には愛を」と、したためている。
森脇さんは、同施設で療法士として尽力。
故・渋田さんは元・橋本警察署長で、自作の達磨絵の掛け軸など約3000点を県民に贈り続け、3年前に逝去され、多くの人々が冥福を祈っている。
堀畑理事長は「入所されている高齢者も、デイサービスの方々も、、この棚飾りを楽しんでおられます」と話し、人々の善意に感謝していた。
写真(上)は高齢者らの心潤す木製・飾り棚と療法士の森脇さん。写真(中)は渋田さん寄贈の達磨絵の短冊と森脇さん植栽の洋ラン。写真(下)はひかり苑玄関の飾り棚。
更新日:2022年2月10日 木曜日 20:20