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子供の空海?雪だるま輝く♡高野山金剛峯寺の境内
弘法大師・空海開祖の和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺は、寒中の1月27日、茅葺(ひわだ)屋根が残雪に輝き、境内の雪も凍結。参拝者がつくったらしい雪だるまが、子供の頃の空海を思わせる可愛い姿を表していた。
高野山では年末年始に雪が降り、金剛峯寺も壇上伽藍(だんじょうがらん)も奥の院も白銀世界。今ではその残雪が凍結。歩くとサクサクと音がする。
雪だるまは高さ約1メートルで、本山境内の中央付近に立つ。子供連れの参拝者がつくったらしい雪だるまは、今は固く凍りつき、冬日を浴びて趣きを変え、まさに頭は日光に輝き、法衣をまとった空海の子供姿を連想させている。
境内隅の小池では、蒲の穂綿(がまのほわた)もばりばりに凍りついて、雪だるまとともに金剛峯寺の歴史と厳寒の今を感じさせていた。
写真(上、中)は子供の空海を思わせる高野山金剛峰寺境内の雪だるま。写真(下)は本山の小池で凍てついた蒲の穂綿。
更新日:2022年1月28日 金曜日 15:43