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立冬、まちも山河も♡橋本の紅葉・黄葉〜市民ら散策
和歌山県橋本・伊都地方は立冬の11月7日の日曜日、まちも山河も紅葉に包まれ、晩秋から初冬への極まりを感じさせた。
この日、橋本市の空は、幾つもの浮雲が流れ、午前中は冷え冷え。正午頃には日光と風が調和して、まさに立冬と思える天候となった。
同市北馬場の運動公園では、遊園地や休憩所などの木々が、色鮮やかに紅葉・黄葉し、落葉も風に舞う。
家族連れらが遊具で遊んだり、ベンチで手弁当を味わったり、健やかな時間を過ごしていた。
南海高野線・紀伊清水駅の北にある、国城山(標高552メートル)の7合目付近に立つと、柿畑の柿の実が葉陰でつやつや。
南西の眼下に広がる山斜面の木々も、まるで水彩画のように色づき、大勢のハイカーの声が、野鳥の声とともに、山裾へ溢れていた。
JR・南海橋本駅近くの紀の川・河原では、無数の草紅葉(くさもみじ)が、ジュータンを敷き詰めたような景色をみせる。
おそらく夕方、鉄橋を渡る電車の窓から、西方を眺めれば、夕日とせせらぎと草紅葉が、一幅の風景画となったに違いない。
夕刻、運動公園を散策した後、産直市場で買い物して帰宅するご夫婦は、「この清々しい天気、きょうはゆっくり紅葉を楽しめた」「夜も酒食がおいしいはずです」などと笑っていた。
写真(上)は橋本市運動公園・遊園地の黄葉。写真(中)は国城山・7合目付近の柿畑から眺めた立冬の風景。写真(下)は南海高野線・鉄橋下流の紀の川の草紅葉。
更新日:2021年11月8日 月曜日 00:00