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山河に雨たっぷり♡橋本・連休初日〜松の芯生き生き

ゴールデンウィーク初日の4月29日、和歌山県橋本・伊都地方は大雨が降り、山河もまちも豊富な水をいただいて、たっぷり緑が深まった。
この「昭和の日」は、朝から雨音も激しく、橋本市の市街地からは、高野山も国城山も、まったく見えない。近くの橋本商工会館や市役所、図書館などは洗われるような風景を繰り広げた。
同市東家の旧・大和街道近くでは、民家の塀の外から、内庭の松が見える。その若々しい枝々から、最長30センチもの松の芯が並び立つ。雨を含み、日を浴びて、無数の松葉が生まれることになる。
やや小降りになった頃、同市矢倉脇の高台に立つと、向かいの山斜面は緑しっとり。その随所に藤の花やツツジ模様があり、南海高野線の鉄橋では、静かに電車が往来していた。
買い物帰りの一市民は、「きょうは連休初日の祝日なのに、新型コロナ感染防止か、それとも大雨のせいか、車も人も少ないですね」と首をかしげ、「とにかく厳しい時代、お互いに注意するほかありません」と話していた。
5月3日は「憲法記念日」、同4日は「みどりの日」、同5日は「こどもの日」。合間に土曜、日曜をはさむ。
写真(上)は雨に霞む高野山麓・橋本の市街地。写真(中)は民家の庭の松の芯。写真(下)は雨と緑の中、鉄橋を渡る南海電車。


更新日:2021年4月30日 金曜日 00:00

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