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王様の木、きらきら♡旧橋本小跡〜さぁスマホ配信へ

和歌山県橋本市東家の旧・橋本小学校の巨樹・メタセコイヤ(高さ26メートル)は、この師走も色とりどりのイルミネーションに飾られ、高野山麓の冬景色を繰り広げている。
メタセコイヤという樹木は、昭和16年(1941)に植物学者・三木茂(みき・しげる)さんが、その化石を同市内で発見した。
同小学校では昭和30年(1955)頃に校庭に植栽。多くの児童が、その愛称である「王様の木」の下で泣いたり笑ったり。貴重な心を胸に刻んできた。
同小学校は平成25年(2013)に移転・閉校。地元住民有志は「卒業生の思い出を大切にしよう」と、年末年始にメタセコイヤを綺麗なイルミネーションで飾ってきた。
今年もそのメタセコイヤに、沢山のLED電球を取り付け、その天辺(てっぺん)にはブルーの星が光りかがやき、梢(こずえ)や枝々から垂れ下がる長いコードの電飾は、まるで瀑布(ばくふ)の絵のように点滅している。
今年は新型コロナ禍のため、点灯式や出店、イベントなどを中止。とくに東京などの大都会からの帰省も難しい状態だけに、地元住民はスマホ撮影して、家族・友人に届けることになりそう。
点灯期間は来年1月10日(日)=午後6時頃〜同10時頃=の予定。天候次第で変更することもある。
写真(上)は同小学校跡に通じる路地から眺めたメタセコイヤのイルミネーション。写真(中)は卒業生懐かしの校庭に輝く愛称「王様の木」の夜景。写真(下)は旧高野・大和街道の交差点付近から眺めたメタセコイヤの電飾風景。


更新日:2020年12月25日 金曜日 00:00

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