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電車でコーヒー味巡り♡南海高野線沿い〜連休楽しく

南海高野線・橋本駅〜高野山駅の計11駅近くの神社仏閣などで、歴史・文化・自然とともに逸品コーヒーを味わう「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル」が催され、多くの参拝・観光客が連休の楽しいひとときを過ごした。22日(日)=午前10時〜午後5時=も開催される。
例えば、和歌山県高野町の紀伊細川駅で下車、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る神仏習合の八坂神社に行くと、大阪市東淀川区西淡路1丁目の「喫茶 水鯨(すいげい)」が境内にテント張りで出店。
家族連れや若いカップルらが訪れては、巧みにコーヒーを点て、笑顔で対応する山口修平(やまぐち・しゅうへい)さん・加奈(かな)さん夫婦を、スマートフォンで撮影する。
やがて熱々のコーヒーを味わうと、思わず「おいしい」ともらし、修平さんは「初めは苦味、あとはすっきり。そんなコーヒーです」と話した。
同県九度山町の高野下駅で下車すると、裏山には「椎出(しいで)鬼の舞」を奉納して五穀豊穣、疫病退散、雨乞いなどを祈ることで名高い、椎出厳島(いつくしま)神社がある。
その高台からは紅葉の山川や、電車の往来風景が一望でき、昔、高野参詣の宿場町だった歴史もひしひしと伝わる。訪れた参拝・観光客の目が初冬の日に輝いていた。
南海高野線(橋本駅〜高野山駅)1日フリー乗車券(乗降自由)は500円で、九度山駅会場で受付。前売3枚券1200円、当日3枚券1500円=いずれも特製パンフレット付。
日本コーヒーフェスティバル実行委員会(電話=090・1140・5675)。
写真(上)は素敵な雰囲気でコーヒーを点てる「喫茶 水鯨」の山口修平さん。写真(中)は椎出厳島神社で仲良くコーヒーを味わう女性たち。写真(下)は楽しさいっぱいのコーヒーフェスティバル風景。


更新日:2020年11月22日 日曜日 00:00

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