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企画展・火縄銃の魅力!九度山~真田幸村の宿許筒も

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の歴史資料館「九度山・真田ミュージアム」で、幸村が徳川家康に向けたという単筒銃(たんとうじゅう)など約60点を紹介する、企画展「火縄銃の魅力」が開かれている。
大阪市の鉄砲研究科で、「真田鉄砲隊」(大阪、信州、紀州)の澤田平(さわだ・たいら)隊長のコレクションで飾られ、天下統一の原動力・火縄銃の威力が伝わってくる。
同ミュージアムは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため閉館していたが、コロナ鎮静化に伴い、今は手指消毒、マスク着用、3密注意を守り、営業を再開している。来年3月末まで。
鉄砲は初めて天文12年(1543)、ポルトガル人から鹿児島県・種子島に伝来。火縄で火薬に点火・発砲することから火縄銃と呼ばれ、その威力は弓矢・刀剣にはるかに勝り、改良が重ねられた。
同展では、例えば、幸村の単筒銃「宿許筒(しゅくしゃづつ)」(8連発)を展示。これは大坂夏の陣で、馬上の幸村が徳川家康に接近、発射寸前のところで馬が暴れ出し、宿許筒を落してしまったとされる。
澤田隊長は「もしも馬が暴れなかったら、豊臣勢の勝利で、徳川幕府はなく、今の日本も、世界さえも、大きく変わっていたはず」と語っている。
このほか大坂冬の陣で徳川勢が大坂城に撃ったとされる「慶長大鉄砲」(全長2メートル超)など、多種類の鉄砲を並べるとともに、澤田隊長が動画に登場して、火縄銃の撃ち方や撃鉄の進化などをわかり易く解説している。
この企画展は第1期(~7月26日)、第2期(10月7日〜12月27日)の後、第3期(令和3年1月6日〜3月28日)では江戸時代の火打石式銃や性能が向上した火縄銃なども展示される予定。
開催時間は午前9時~午後5時(最終入館同4時30分)。休館日は月、火曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)。入場料は大人500円、小中学生250円。問い合せは同ミュージアム(電話=0736・54・2727)へ。
写真(上)は企画展「火縄銃の魅力〜澤田平コレクションより〜」。写真(中)は幸村ゆかりの単筒銃「宿許筒」。写真(下)は九度山真田ミュージアム。


更新日:2020年6月14日 日曜日 00:00

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