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達磨画・福祉チャリティー♡元・橋本署長・渋田さん

新型コロナウイルス感染患者の救命に尽している日本赤十字社(医療現場)を支援しようと、元・和歌山県警・橋本署長で達磨(だるま)画家の渋田忠三(しぶた・ちゅうぞう)さん(80)=和歌山県岩出市根来=は、「忠龍(ちゅうりゅう)の達磨画・福祉チャリティー」に取り組んでおり、売上金を日本赤十字社に寄贈する。
渋田さんは橋本署長や海南署長などを歴任。昭和55年(1980)から日本宗教画法学院・日本禅画家協会会員として、達磨絵製作に励み、雅号は渋田法眼忠龍(ほうげんちゅうりゅう)。
橋本・海南の両署長時代から、自作の達磨画約1300点を、商工会議所や社会福祉施設、ボランティア活動家らに寄贈。防犯・交通事故防止などに貢献した市民には、自ら達磨画を描いた感謝状を贈り、喜ばれてきた。
今回の福祉チャリティーでは、例えば色紙に眼光鋭い達磨を描き、そこに「絆」という文字とともに、「こんなときこそ頑張ろう 令和二年 忠龍」という言葉を添えている。
その達磨画の色紙は1枚2000円、額入りは1枚5000円=いずれも郵送料など含む=で、書き入れる言葉や、為書き(相手の氏名)にも協力する。さらに達磨画の掛け軸、額(大・小)、扇子、うちわなど、それぞれの希望にも応じる。
販売金額から材料費、輸送費を差し引いた全額を日赤に寄付。寄付結果は後日公表される。
渋田さんは「新型コロナウイルス感染拡大は、まさに第3次世界大戦です。私たちの命を救うために日夜奮闘されている医療関係者に少しでもお役に立ちたいです。ご協力をお願いします」と訴えている。
申込み・問い合せ=渋田忠三さん=(電話・FAX=0736・61・1364、携帯=090・2103・9944)。
写真(上)は岩出市の古民家「アートスペース 紀の川」で開かれた「忠龍の達磨画展」(平成27年)。写真(中)は今回、福祉チャリティーで販売する色紙大の忠龍の達磨画の一例。写真(下)は知友らに達磨画の制作を披露する渋田さん。


更新日:2020年5月23日 土曜日 00:00

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