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王様の木輝き♡山に帯状の雲♪橋本・珍しい歳末風景

和歌山県橋本・伊都地方は12月30日、霧のような小雨が山河もまちも潤した。とくに同市東家の旧・橋本小学校の「王様の木」(メタセコイヤ)のイルミネーションが灯る頃、国城山系の山々には、長い帯状の雲が棚引いて、橋本ならではの年の瀬の風景を展開した。
この日午後5時頃、「王様の木」(高さ26㍍)に飾られた約1万個のイルミネーションが点灯された瞬間、その背景の紀の川南岸の山脈(やまなみ)には、真っ白い帯状の雲が生まれていて、滅多に見られない夕間暮れの光景が広がった。
かつて橋本小学校で学び、この「王様の木」の下で遊び、泣いたり笑ったりした大正・昭和・平成時代の卒業生は多い。この日、東京や大阪など大都市から帰郷して、運よくこの風景に出会った〝橋本っ子〟は、多少いたかも知れない。
ここは大晦日、お正月、松の内…と、今は家族や親しい仲間との楽しい交流舞台になっている。「東家しんし会」=村木久和(むらき・ひさかず)会長=によると、「王様の木」の点灯期間は、令和2年1月11日(午後5時~同10時)まで。今回も人気の撮影ポイントとなりそう。
写真(上、中)は国城山系の帯状の雲をバックに1万個のイルミネーションが輝く「王様の木」。写真(下)は九度山町の雨引山まで続く帯状の雲をバックに橋本商工会議所周辺で灯り始めた街の明かり。


更新日:2019年12月31日 火曜日 00:00

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