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タンゴや盆踊り楽しむ♪アルゼンチン人&橋本人交流
和歌山県橋本市のダンスや盆踊りグループとアルゼンチン民族舞踊団との交流舞踊会が7月24日、同市学文路の学文路地区公民館で開かれ、両国伝統の舞踊を通じて友好心を深め合った。
橋本ソロプチミスト協会=辻本徹(つじもと・とおる)会長=が主催。アルゼンチン民族舞踊団20人と随行員約10人、学文路ダンスクラブ(チーム風香、笹ゆりの会、民踊サークル花道)15人、橋本盆連協の中の4団体約20人が同公民館2階ホールに集まった。
アルゼンチン民族舞踊団は10年前にも来日、橋本市民会館で舞踊を披露し、市民の称賛を浴びた。今回も「ぜひ橋本市民に再会したい」と遠い地球の裏側から訪れたという。
アルゼンチンの楽団員は男性4人で、沢山の筒を束ねたサンポ―ニャ、木製のケーナ、10本の絃を張ったチャランゴのほか、ボンゴやギターなどの楽器を巧みに合奏した。
初めに学文路ダンスクラブがワルツなど社交ダンスを披露。次にアルゼンチン民族舞踊団が出演した後、ダンスクラブの人たちも誘われて踊る。
盆連協の面々は「東京五輪2020」でオープニング、「橋本音頭」など8曲の盆踊りを繰り広げ、やはりアルゼンチンの人たちと輪になって踊った。
最後に民族舞踊団の指導で、ダンスクラブや盆連協の面々も入り、男女が心一つにしてアルゼンチンタンゴのリズムに乗る。やがてお互いの瞳を合わせながら、心を通じ合っていた。
学文路ダンスクラブの岩西康子(いわにし・やすこ)さんは「さすがに踊り疲れますが、アルゼンチンの方々は皆さん親切なので、とても楽しかったです」とにっこり。
辻本会長は「音楽や踊りの心は世界共通であり、今回も皆様と仲よくなれたので、良かったと思います」と話していた。
写真(上)はアルゼンチン民族舞踊団の人たちに日本の盆踊りを披露する橋本盆連協の面々。写真(中)は普段の練習の成果を見せる学文路ダンスクラブ員たち。写真(下)は盆踊りをアルゼンチンの人たちに体験してもらう盆連協や学文路ダンスクラブ員たち。