ニュース & 話題

さあ、茅の輪くぐり♪30日・大祓式~丹生都比売神社

和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(にゅう・こういち)宮司=で6月30日(日)、紙人形に移した罪穢(つみけがれ)を祓い清める「夏越の大祓式(なごしのおおはらえしき)」が営まれる。すでに「罪穢を取り除きたい」希望者は、境内のテント内で紙人形に必要事項を記入して申し込み、境内で「茅の輪くぐり」をして、家族安泰を祈っている。
この紙人形は、同神社が半紙を人形(ひとがた)に切り抜いてつくった「大祓人形(おおはらえひとがた)」。希望者は同人形に氏名、年齢(数え年)、初穂料を書き、人形を手に持ち、自らの体をなでて、息を3回吹きかけ、もろもろの罪穢をそこに移す。
人形を同神社に差し出した後、茅の輪を1回目は左回り、2回目は右回り、3回目は左回りでくぐった後、参道を楼門へ進み、そこから本殿に参拝する。
同神社は、大勢の参拝者のこの人形をとりまとめて、6月30日午後5時から、「夏越の大祓式」を執り行い、神職が大祓詞(おおはらえことば)を奏上。各自が犯した罪穢を祓い清め、それぞれの健康と弥栄(いやさか)を祈る。
大祓の初穂料(1000円以上)志納者には、「茅の輪守(ちのわまもり)」が贈られることになっている。
写真(上、下)は丹生都比売神社の境内に設けられた茅の輪をくぐる参拝者たち。写真(中)は同神社境内のテント内に用意された紙人形。


更新日:2019年6月2日 日曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事